行政書士&遺言執行士akito's blog in横須賀

行政書士の墓じまい・相続業務を小説風に面白おかしく書いています。今書いているのは、出版予定の三作目の小説です。

行政書士開業準備中~和文契約編12

ディサービス・ショートスティ・本入所とくれば、御老人が利用するあの施設です。

クレーム(正確にはcomplain)は必ずと言ってよいほど付きまとってきます。

通常は、職員の言動が良くない、部屋が汚れている、酷い時は虐待が行われている等が多いかなと言う印象です。

勿論、それ以上に感謝の言葉も多いです。

ただそれが、お金が絡んでくるとちょっと話は変わってきます。

 

上記3つのうちの1つを利用した家族がいたとしましょう。

詳細は省きますが、サービスに不服があるという事で、御家族が支払いを拒否した場合、このような主張は認められるでしょうか。

 

当然、御家族の主張は認められないのが原則です。

そもそも法的なロジックが破たんしてます。

料金は支払ったうえで、施設の対応に対して、施設を管轄している市なりにクレームを言う、あるいは強く出るのであれば法的な手段でしょう。

 

ただ、施設は場合によっては支払を請求しない場合もあるかもしれません。

利用者が転倒した際に、御家族に連絡が遅れた、すぐ病院にも連れていかなかった等々を強く、非常に強く言われた場合です

とにかく、相手が強く出るとリーガルマインド(法的思考)がないと、正確な判断が出来なくなる傾向があります。

 

実は、当初はもっと細かく書いたのですが、ちょっと生生しいので、今の段階では書けないと思い、事例を抽象化しました。

分かりづらいですよね。。。。

 

仮に通常の業務委託契約の場合ではどうでしょうか。

このブログをご覧になっている方の中には、フリーの方も多いかと思います。

士業もそうです。

前述の問題を一言で片づけるならば、お金を事前に貰っておかなかった、そのリスクをどう取るのか、それ一点につきます。

この金銭の支払い、前払いか、後払いかは、契約審査の際、以前述べた損害賠償条項と同レベルか、それ以上にガチンコでぶつかる所です。

契約審査をする立場からは、相手が余程の大企業でない限り、お金は先に貰っておきたいです。

 

私の場合ですが、去年までいた勤務先では、初めてのお取引様の場合、一旦財務に確認を取っていました。

所謂、企業信用調査ですね。

その返答次第で、1か月後の支払いか(優良企業)、半額を前受か(微妙な企業)、全額を前受(芳しくない企業)かを決めました。

帝国データバンクが判断基準です。

もっとも営業サイドで修正はちょいちょいしてましたが。。。。

 

ただ、個人で業務委託をすると前払いを主張するのは、厳しいのが実情でしょう。

仮に、自分に小さな落ち度があって、先方が支払わないと言っても、先の介護施設のように泣き寝入りしないで下さい。

例えば、先方の理不尽な主張には冷静に、内容証明を利用するなどの手段があります。

支払期日は決まっているでしょうから、先方に対しては、期日を過ぎているので、法定利息も含めて主張するなどして、理不尽な主張には、リーガルマインドで対抗が良いのではないかと思います。

今は、様々な情報がネットに溢れています。(士業の仕事が減っている原因の一つでもあります)

つまり、正しい情報を利用して、ある程度、自分で戦う事も可能なわけです。

それと並行しながら、士業に相談、紛争を見据えるなら、お勧めは無料ではなく1時間5000円程度で、きっちり青写真を描ける弁護士さんですね。

5000円で決着つけば安いものだと思います。(2回相談しても1万円です)

時間をお金で買うか、自分で動くかの違いでもあります。